福祉ロボット研究発表会を開催しました

2020年度、橋本財団研究助成プログラム採択研究である、中国短期大学の松田文春先生のご研究、「社会貢献を意識し自己有用感を高めるための教育プログラムの開発に関する研究-中高生による福祉ロボット製作過程を通しての考察ー」のサポート活動を行いました。

先生のご研究は、福祉と教育を連携させた実践的活動を通じ、社会貢献を意識し自己有用感を高めるための教育プログラムを開発することがその目的です。中学生が学生生活の中で、福祉に応用できるロボットの開発・研究と製作に関する活動を行っているのですが、Covid-19下で成果発表の場を確保することが困難であると相談をうけ、発表の場を設けることをサポートすることとしました。福祉ロボットに興味をもつ、社会福祉法人敬友会の協力の元、感染対策を十分に行い、研修室での研究発表会を開催しました。

岡山県立岡山操山中学校3年生の6名のアイデアに富んだ研究の成果の発表に対し、参加くださったNPO法人だっぴ、社会福祉法人敬友会のみなさまの質疑応答で大変もりあがりました。本来の学会発表には至らないかもしれませんが、社会福祉の視点から、実際の福祉関係者から発表内容への意見・感想を得ることが、中学生のみなさんにとってなんらかの意味を持つことになればと思います。

*福祉ロボット研究会 開催概要*

日時:3月24日(水)10:00~11:30

場所:社会福祉法人敬友会研修室(20名程度) https://www.keiyuu-kai.or.jp/ 瀬戸大橋線妹尾駅徒歩10分

Covid-19対策:問診表の記入(当日2週間以内に県外に出ていないかの確認)、体温確認、消毒液による手指の消毒、マスク着用