アントレプレナー視点で考える高校中退者・不登校生徒のキャリア支援の可能

高校生世代の中退・不登校の問題を「学歴獲得から就労、自立」まで一本の線で結んで行う支援の仕組みがぜい弱である。学校教育を中心とするフォーマル・エデュケーションの枠組みとの距離感が離れる場合、フォーマル・エデュケーションからのアプローチが困難になる現状がある。本研究では、現役高校生に対するアンケート調査、国内の先進事例の視察調査および、学校でも家庭でもない「第三の領域」としてのノンフォーマル・エデュケーションでの試行的な支援事業通じ、対象者への支援の最適化の方策を

  1. 民間・行政による子ども・若者支援地域協議会の設置
  2. 「第三の領域」の運営・財政基盤の強化支援
  3. 学校に「頼られる」ノンフォーマル・エデュケーションセクター作り

の3点に絞り、提言する。

担当研究者:中国学園大学 野村泰介
研究期間:2019年4月1日~2021年3月31日

研究の詳細は、一般社団法人SGSGホームページ(www.sgsg.work)を参照ください。