岡山における南米定住者の異文化適応に関する調査

日系ブラジル人の定住者について、労働社会学からの調査研究はなされているが、心理学的な観点からの研究は少ない。異文化体験や文化的馴化体験は、メンタルヘルスと密接な関係があり、適応プロセスとその結果を調査することは、在留外国人の全体的な幸福を理解する上で重要である。本研究の目的は、日系ブラジル人の異文化適応と文化的ストレスについて定量調査し、これらの変数がどのようにウェルビーイングに影響を与えているかについて、既存のメンタルヘルス問題や潜在的なメンタルヘルス問題を特定することである。また、定量調査の結果をより詳細に説明するために、岡山県内でボランティア活動を行う日系ブラジル人へのインタビューを実施、定性的分析も試みる。

研究者:アイシェ・ウルグン・ソゼン
発表:Paper presented at the 67th Annual Meeting of The Japanese Group Dynamics Association. 

Acculturation Experiences of Japanese Brazilian Migrants in Okayama Prefecture: A Thematic Approach

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