「多言語情報アクセスの今」イベント 開催報告

2024年3月12日、「多言語情報アクセスの今 ー必要な情報を必要な人に届けるにはー」のイベントを開催し、会場・WEBと合わせて約20名の方にご参加いただきました。
研究所で行っていた情報アクセス調査の紹介、公的機関の多言語情報発信の内容の分析結果、また災害支援ネットワーク様と共同で行った「災害復旧ロードマップ」多言語化プロジェクトについて、調査報告、意見交換を行いました。

機械の翻訳に頼るだけでなく、翻訳者に依頼してきちんとした言葉に翻訳してもらい、外国語を母国語とする方との協力体制をつくることが非常に大切である、また災害復旧ロードマップについては、文化の違う方に対して言語を翻訳しただけで十分伝わるのか、視覚化することでより理解してもらえるのではないかといったご意見もありました。
情報を受け取る側、発信する側、それぞれ違った視点を持っているためお互いを十分理解できることは難しいかもしれませんが、少しでもその差が少なくなるよう情報発信していきたいと感じました。

プログラム、調査詳細につきましては、下記をご覧ください。

1.情報アクセス調査の紹介
   資料   You Tube
2.公的機関の多言語情報発信内容分析の結果について 
  詳しい研究結果については こちら
   資料   You Tube
3.災害復旧ロードマップの紹介
   資料   You Tube

※YouTubeにつきまして、一部音声が聞き取りづらい箇所がございますが、ご容赦ください。
参考 岡山県「外国人住民のための防災ガイドブック」
   岡山市「防災マニュアル【多言語版】」
      「岡山市に住む外国人市民のための多言語動画」(災害への対応について)